悲嘆と歓喜が出会う場所。

ここ半年ぐらいの間、ついったーなる場所で各チームのサポーターさんたちといろいろとやり取りをさせていただいています。
地域リーグからJFLJリーグと、クラブやカテゴリーの枠を超えて語り合えるのはなかなかの魅力です。

つい最近は、JFL・地域入れ替え戦であいまみえた刈谷と金沢のサポーターのこんなやり取りがありました。

FC刈谷ツエーゲン金沢、すれちがう2つの立場-twitterより|ここからJリーグ
http://ameblo.jp/koko-j/entry-10416235200.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

勝ちと負け、その先にある昇格、降格。
私たちを時に歓喜させ、時に涙させるサッカー。


しかし、どんな結末があったとしても、
次に続いていくのなら、
次の試合がやってくるのなら、
私たちはクラブとともに歩き続けることができるのです。


来シーズンはプリメーロから以前熊坂選手が移籍した芙蓉クラブが刈谷が来年参加する、東海1部リーグに昇格します。
静岡全県域にいる選手が一つのチームとして活動しているようで、2部からの昇格は簡単なものではなかったことでしょう。

地域リーグは、Jに比べたら場の華やかさはそのかけらをたまに、稀に味わうぐらい。
JFLに比べても、世間の注目度はほんとうに低い。

でも、日本中で、降格の悲嘆にくれたクラブと昇格の歓喜に浸った者たちが出会い、
新しいシーズンを始める場所でもあります。


刈谷のみなさんはまだ今は楽しもうなんて気持ちにはなれないかもしれません。
だけど、東海リーグにしかないものと出会って欲しいですし、
東海リーグにきっとあたらしい何かをもたらしてくれることと思います。

第33回全国地域サッカーリーグ決勝大会1次ラウンド いわき会場1日目

 久々に福島で開催された地域決勝を見に行ってきました。

 いわきは快晴で、日が当たる所にいると温かいのですが、少し風が吹いたり日陰に入ると非常に冷え込みます。
 いわきGFはここ数年、天皇杯福島県予選で使われているのですが、いつも芝が荒れ気味で気になっていました。今日もかなり凹凸ができてしまっています。また、かなりの強風が吹いていたため、各チームボールコントロールが難し勝ったと思われます。
 観客は800人台で、遠いとはいえ*1同じ東北地方のグルージャを応援する人たちがスタジアムでは一大勢力となっています。

札大GP0-1グルージャ盛岡

 札大GPは北海道1部に今シーズン昇格し、初優勝という北海道のニューフェイス
 一方のグルージャさんは4回目の挑戦。
 前半はグルージャがやや優勢ながらも動きに硬さがあるというか、ボールを見過ぎというか。
 1点取れれば良くなるだろうか、と思いつつ見ていたのだが、その1点が遠いまま後半へ。
 グルージャの8番、松田賢太選手が頭を負傷、治療して包帯をまいて再出場。
 こういう選手がけっこう試合のカギを握るよなぁ、なんて見ていたら後半の半ばを過ぎごろ、彼が貴重な先制点をあげ、それがこの試合の決勝点になった。
 メインスタンドのグルージャよりで見ていたのだけど、けっこう年配の方たちがお国ことばで語りつつ、わが息子のように選手たちの名前を呼ぶ姿がかなり印象的でした。
 リーグ戦だとこういう感じで試合中相手サポーターの近くにいる事がないからね。

NTN岡山製作所サッカー部0-6YSCC

 NTNは中国リーグでは3位ながら、1位の佐川急便中国が辞退したための繰り上げ出場。
 試合開始数10秒でYSCCが先制し、その後も連続して10分前ぐらいまでに3得点。
 NTNもけっして悪いチームではなく、YSCCの動きだしが早さに対応しきれていない感じ。
 今回初めてYSCCというチームを見たけれどサポーターも多数駆け付け、その規模といい雰囲気といい、クラブを後押しする楽しさが伝わってくる感じ。
 アマチュアチームとしてここまで良いチームが作れるということは、首都圏という好条件もあるでしょうが理念に基づいた長年の活動の積み重ねがあってのことなんだろうな。    http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0911190012/

1日目雑感

  • 意外に人が多く感じた。
  • 意外に自分は地域決勝初観戦だった。
  • パンフが30ページほどで広告が半分ぐらい入っているのに1000円と高すぎ。しかも前所属チームとかスペックなど、肝心なデータが入っていない。こういう部分が「社会人」の大会なんだなと妙に感心した。
  • メイン側に風向きによって豚汁のような芋煮汁のようなにおいが流れてきたんだけど売店などはなし。あったら買ったんだけどな。
  • 帰路に足湯を発見。冷えた体があたたまってありがたかった。ご近所の方も多数利用していて、ちょっとした街角のコミュニケーションの場になっている。

*1:距離的には福島からだと岩手と神奈川は同じぐらいの距離だったような

ごぶさた中にやっていたこととか、ネットがどうのこうのとか。

最後に書き込んでからずいぶんと間が空きました。
2カ月近くかな?
これだけ間が空いたのははじめてかも。
我ながらそれほど書いていなかったのかとびっくりするほどの空きっぷりです。
この間、パソコンは保証期間内2度目の故障を起こし、昨日修理済みのものを引き取ってきました。
前回の修理から3カ月そこそこの故障ってことで、いいかげんにせい、といった感じ。


で、サッカーについては何も書いていなかったわけではなく。
twitter(鰑 (@surumeno13) | Twitter)に脊髄反射で思う所をつぶやいたり、はてなハイク(はてなハイク サービス終了のお知らせ)にリアルタイムで試合会場の様子を投稿したり、はてなブックマーク(はてなブックマーク - footballに関するsurumeno13のブックマーク)に旬の話題の感想をメモったりしていました。


自分の場合、ちょこちょことアウトプットしていると、改めてまとめて記事を書く何かが溜まってこなくて、「twitterをやり始めるとブログの更新頻度が減る」というよく聞く話通りになってしまった形です。


そして、自分の周りを見渡すと、最近mixiの方ですごくいい事を書いる人が多い。
そう、あなたですよ、あ・な・たm9(・∀・)
mixiでは仲間内で見るという前提があるから率直に書けるのだろうな。
もっともっとこのいい文章が読まれてほしい、もったいない!と悶々しつつ、ひっそりと読んでます。
mixiで書かれている事をmixi外に出すのは仁義的にちょっとな、と思うので。
今やmixiも公開のblogと変わりないぐらいの公開度ではありますけどね。


blogが普及し始めたころ、それまでのwebでの発信のあり方からするとすごく手軽に感じたものですが、その後、twitterの発言や情報が見知らぬ人に広がっていく仕組みと、mixiの主にリアルで知った仲でやりとりする仕組みという対照的な形で発信のしかたが発展していっているようです。


じゃあこれからblog自体はどうなっていくんだろう、と気になりつつ、とりあえず自分としてはパソコンの復活とともにまたぼちぼち再開していきたい所です。

福島サッカー温故知新

 キリンカップ30周年、そして日本代表は節目の大会で2勝おめでとうございます。
 福島県郡山市の開成山陸上競技場では28年前、当時はジャパンカップ・キリンワールドサッカーと呼ばれていたこの大会の準決勝が行われたそうです。
 相手はベルギーの名門、クラブ・ブリュージュ


 大会の詳細はこちら。
 http://www.kirinholdings.co.jp/csr/sports/soccer/history/1981/jc_kws.html
 日本代表のメンバーや代表チームとクラブチームが対戦している点や日本各地で名門クラブが対戦している点が時代が違うとはいえかなり面白いというか贅沢な感じがします。


 こちらの下の方には開成山での試合の様子が。 
 http://football-uniform.seesaa.net/article/118587297.html


 もう一個温故知新ネタ。


 ぼーっとニコ動を見ていたら福島の懐かしいCM詰め合わせ動画があったんですが、その中に福島にJリーグホームタウンを誘致しようという福島FCJFL昇格以前?の動きのCMが収録されていました。
 5分35秒ごろからです。

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm4094508

東北リーグ1部第6節 FCプリメーロ3-2秋田カンビアーレ(鳥見山陸上競技場)

 公式記録
 http://output.simseed.net/tohoku-sl/disp/koushiki_kiroku.jsp?gameid=374
  
 3-2で今シーズン初勝利。
 ここまでが長かった分、嬉しいというよりほっとした。
 その後、喜ぶみんなの姿を見てじんわり嬉しさがこみあげてきた。
 監督が所属するO-40との練習試合をした中学生とその親さんたちも一緒に応援してくれた。
 見ず知らずの社会人選手であるのに、良いプレーには自然に拍手と歓声があがる、素敵な観客のみなさんだった。
 そんなみなさんの気持ちにこたえられて本当によかった。
 
 個人的には今日初めて太鼓を叩いて声を出して応援をしてみた。
 むずかしい!でも精進したいな。
 
 とはいえ、まだたったの一勝。
 残留に向けて一試合一試合を大切にしていきたい。