第33回全国地域サッカーリーグ決勝大会1次ラウンド いわき会場1日目

 久々に福島で開催された地域決勝を見に行ってきました。

 いわきは快晴で、日が当たる所にいると温かいのですが、少し風が吹いたり日陰に入ると非常に冷え込みます。
 いわきGFはここ数年、天皇杯福島県予選で使われているのですが、いつも芝が荒れ気味で気になっていました。今日もかなり凹凸ができてしまっています。また、かなりの強風が吹いていたため、各チームボールコントロールが難し勝ったと思われます。
 観客は800人台で、遠いとはいえ*1同じ東北地方のグルージャを応援する人たちがスタジアムでは一大勢力となっています。

札大GP0-1グルージャ盛岡

 札大GPは北海道1部に今シーズン昇格し、初優勝という北海道のニューフェイス
 一方のグルージャさんは4回目の挑戦。
 前半はグルージャがやや優勢ながらも動きに硬さがあるというか、ボールを見過ぎというか。
 1点取れれば良くなるだろうか、と思いつつ見ていたのだが、その1点が遠いまま後半へ。
 グルージャの8番、松田賢太選手が頭を負傷、治療して包帯をまいて再出場。
 こういう選手がけっこう試合のカギを握るよなぁ、なんて見ていたら後半の半ばを過ぎごろ、彼が貴重な先制点をあげ、それがこの試合の決勝点になった。
 メインスタンドのグルージャよりで見ていたのだけど、けっこう年配の方たちがお国ことばで語りつつ、わが息子のように選手たちの名前を呼ぶ姿がかなり印象的でした。
 リーグ戦だとこういう感じで試合中相手サポーターの近くにいる事がないからね。

NTN岡山製作所サッカー部0-6YSCC

 NTNは中国リーグでは3位ながら、1位の佐川急便中国が辞退したための繰り上げ出場。
 試合開始数10秒でYSCCが先制し、その後も連続して10分前ぐらいまでに3得点。
 NTNもけっして悪いチームではなく、YSCCの動きだしが早さに対応しきれていない感じ。
 今回初めてYSCCというチームを見たけれどサポーターも多数駆け付け、その規模といい雰囲気といい、クラブを後押しする楽しさが伝わってくる感じ。
 アマチュアチームとしてここまで良いチームが作れるということは、首都圏という好条件もあるでしょうが理念に基づいた長年の活動の積み重ねがあってのことなんだろうな。    http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0911190012/

1日目雑感

  • 意外に人が多く感じた。
  • 意外に自分は地域決勝初観戦だった。
  • パンフが30ページほどで広告が半分ぐらい入っているのに1000円と高すぎ。しかも前所属チームとかスペックなど、肝心なデータが入っていない。こういう部分が「社会人」の大会なんだなと妙に感心した。
  • メイン側に風向きによって豚汁のような芋煮汁のようなにおいが流れてきたんだけど売店などはなし。あったら買ったんだけどな。
  • 帰路に足湯を発見。冷えた体があたたまってありがたかった。ご近所の方も多数利用していて、ちょっとした街角のコミュニケーションの場になっている。

*1:距離的には福島からだと岩手と神奈川は同じぐらいの距離だったような