東北リーグ1部第3節 FCプリメーロ0-3NECトーキンFC(名取スポーツパーク)
ナスパで試合がある日はたいがい天気が悪い。
今回も前半は降ったり止んだりの小ぶりの雨と低気温、やや強い風が見ている側としても辛かった。
ピッチの状態も良くないようで、どちらの選手も踏ん張りきれずバランスを崩すことがあった。
そんな中、前半は両者ともに無得点。
この時点では流れ的に両者にそれほどの力の差は感じなかった。
後半の半ば、トーキンのスローインが起点となり1失点。
ここからものの数分でさらに失点。
これで勢いを増したトーキンの攻撃をペナルティエリア内でファウルで止めてしまってPK。
3失点。
プリメーロは開幕から2連敗だったものの良い試合を続けてきたが、今回やや消極的なプレーも見られた。
天候もあって慎重にやらなくてはいけない部分もあるのだろうけど、ゴールに近い場所ではもっと思い切りたいな。
NECトーキンFCは去年と同じユニで、いろいろな意味で昔からのトーキンらしさを感じるチームとなっていた。
選手や関係者は悪天候の中、昨年以上に競技場に足を運んでいたし、寺内選手は相変わらずキャプテンとしてチームの中核を担い、プリメーロを苦しめてくれた。
昨年、いろいろあって大変だった中から再生し、新しく入団した選手も含め、チーム一丸となっている様子がうかがえた。
で、何でNECトーキンFCというチーム名なのかというと、ユニを新調せず引き続き使うから、みたいな感じっぽい。
もっと上のリーグではありえない事だろうけど、地域にいるとそれもありなのか、なんてなんとなく納得してしまう。