足首太もも、男の世界
ファジアーノの理想と現状についてのセミナーの報告を興味深く読んだ。
7月例会報告 −「サロン2002 in 岡山」
http://www.salon2002.net/monthly/2008/07.html
チーム関係者、スポンサー、サポーター、ライターの宇都宮氏など、さまざまな立場の参加者が、親会社を持つJが始まったころからのチームと、地方で地元に大口のスポンサーが無い後発チームとの経営基盤の格差、簡単には勝てないチームであっても地元にある意義をどう浸透させていくかなど、明るい面ばかりでなく大変な面についてもかなりぶっちゃけて話している。
ファジってよそ者には明るい面が目につくけどどこも大変なのね。
で、読み進めていってどんな締めになるのかなー、と思ったら最後に意外な展開を見せて。
宇都宮さん曰く。
実は僕の本では初めてなんですが、『股旅フットボール』には女性が一人も出てこないんです。この理由をよくよく考えてみると、会社を辞めてクラブに携わる、身分を捨てて地元に帰ってくる、そんなリスクをしょって、身持ちを崩さんばかりにサッカーに情熱をかけるのはやっぱり男なのかな、
http://www.salon2002.net/monthly/2008/07.html
女性でそういう人はほとんどいないのかな。
だからあれは男の物語なんです。
女性は持ち崩すほどの身分も身持ちも無い、という見方もできるかもね。
男の世界とわかった上で一歩身を引いて陰で支えている人もいるかもね。
でもやっぱりほとんどいないのかな。実情を知らないから何とも。
あと、岡山では女性のサッカーが一歩先に全国を舞台に戦っていて、しかもなかなかの強豪なのにまったく触れられていなくて、それが残念でした。
ちょっとこれを思い出した。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら - ハックルベリーに会いに行く
http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20080711/1215741244
こんな女子マネージャーが現実に活躍したら面白いのにね。