モノをもらったり誰かから何かを買ったりすること

そんなことを最近考えてました。
サッカーやらスポーツやらなんかに関係するようなしないような感じで。


子どものころ、知らない人にお菓子もらっちゃダメだよ、
なんていわれたものですが、サッカーを見に行くと
知らない人に食べ物をもらう機会が結構あります。
街中では絶対に受け取らないだろうけど、*1そういう場ではありがたくいただいてます。
中でも「応援いつもがんばってるねー」と何かとお心遣いしてくれる方がいて、
せめてものお礼に私たちの着ているものと同じTシャツを渡したら、
その場で身に着けて、その背中が私たちから見える位置で観戦してくれたのです。
確かあれは真夏、青いTシャツをきた揺れる背中。
なんつーか、いただいたものもありがたかったけど、その姿がすごくありがたかった。



つくばにバレーボールを見に行ったとき、チャレンジリーグ
いつもは有料らしいけど、今日は無料・・・ということは、
その分何か買っていこうかとつくばさんのブースへ行った時、
学生さんでしょうか、女の子がいたんです。
買うものを手渡したら「ファンの方ですか?」って聞かれて、
うーん、ファンというか選手も誰も知らないし、
それ以前に今日ほとんどバレー初観戦状態だし・・・
なんていうのもヤボだしなぁ・・・と思いつつ、「はぁ・・・まぁ・・・」みたいな
あいまいな返事をしたのです。



それを聞いた時、もうものすごい笑顔になったんですよ、その女の子が。
ああいう表情は、しようと思ってもできないし、しろって言われてもできない。
なんか「ぴかーーん!」って電球のスイッチが入ったみたいだった。



私がその「ぴかーーん!」のきっかけになったんだなぁ、と思うと自分がファンか
そうでないかはあんまり関係なく、良いもん見れて良かったし、
つくばさんはああいう笑顔の源になるクラブだと理解できたのです。



モノのやり取り、お金のやり取り一つとっても思い入れが介在する場では
いろいろな意味を持つものだなぁ。

*1:いや、昔電車で車両全体にジュース奢ってくれたおじさんに貰ったことはあった。今考えても謎な出来事。