福島FCの最後の試合からあすで10年

福島FCってつぶれてしまったからどうしてもつぶれた件について語られがちだけど、仮にも3年間全国リーグを戦ったわけで、その間の悲喜こもごもを見聞きするにつけ、そんな楽しい事に気づかなかった当時の自分の無関心さに納得いかない。
もう5年プリメーロのおっかけをしているから、年数だけなら多いんだけど、福島FCの頃を知らないだけにいつになっても追いつける気がしないんだよなぁ。
時間のねじは巻き戻せないのでしょうがないんですが。

でも当時を知るある人には「あんな辛い思い、しないで済むに越した事ないよ」なんても言われたりもする。
だから、このように取り上げていただいて光栄な反面、確かに苦しみを実体験していない分、これまで良くも悪くも突っ走ってこれたのかもしれないとは思う。





いろいろと紐解くと、
解散まではほんとうにあっという間だったみたい。
もう二進も三進も行きませんと表面化してから一ヶ月もたたないうちに解散ですから。

福島FC、解散!(上村氏による当時の河北の記事の要旨)
http://www1.odn.ne.jp/kammy/w33news.html
福島FCニュース速報のバックナンバー(当時のサポーターサイトより)
http://sanfdiary.s43.xrea.com/FukushimaFC/NewsFlush.html

それから10年たち、サッカーをとりまくものもいろいろ変わってきたんだろうな。

世界で戦う日本のクラブチームの姿は地域で這いずり回ってる身には悔しいぐらい眩しいし、同じように解散の道をたどりつつここ数年で再生の糸口を掴んでいったチームもまた眩しい。


でもよそはよそだ。
いくら眩しくても、すごくても、やっぱり福島が帰る場所だもの。


今年はシーズンが終わってからなおいろいろな思いが未だくすぶり続けていて、そんな気持ちに整理をつけるためにも初めての日本平にいってこようと思います。


あ。
ちなみに、静岡にまともに行くのは中学の修学旅行以来なので
結構、素で楽しみしてます。

問い合わせに答えてくれている日本平の職員の方がとても親切で泣けてくる。