FCカンビアーレ1−2FCプリメーロ(仁賀保運動公園)

 リーグ戦では二年ぶりとなる秋田。移動距離は確かに大変なのだけど、風景と各種味覚が楽しみで遠征も案外苦にならない。
 秋田遠征5回目にして初めてババヘラアイスに遭遇。

 ピンクの部分がイチゴ味、黄色の部分がレモン味ということで、イチゴのみ、レモンのみ、二色という注文の仕方になっている。せっかくなので2色にしてみた。色合いが青空に映えますねぇ。シャーベットっぽくてさっぱりあっさり風味。

 
 仁賀保運動公園。

 ゴール裏の向こうに鳥海山を望む。国体の会場で普段はTDKJFLでの試合会場になっていることもあるためか、みっしりしっとりした状態に保たれた芝は東北リーグの会場としては最高の環境といえる。
 本日の来賓・八咫烏くん(うそ)
 
 人に動ぜずスタンドやピッチ上をうろうろしてた。持ち込んだ昼食が狙われていた気がしなくも無い。


 一部に昇格して一試合目では昨年の優勝チーム・グルージャ盛岡と1-1で引き分けたカンビアーレだけど、試合が始まってみてそれがフロックではないことが良く分かった。とにかく走るし、寄せが早い。そのためボールを奪われることが多く、何とか失点を食い止める展開が前半半ば過ぎまで続く。そんな中、セットプレーからセンターライン近くまで戻されたボールを田村選手が強烈なシュートでゴールにたたきこみ、先制。
 なかなか見られない非常に気持ちいいゴールで、これが見られて秋田に来た甲斐があったというもの。
 後半もカンビアーレのペースだったが、半ば過ぎごろ、得たボールをしっかりつなぎ最後に本田選手が落ち着いてゴール。
 その後、一点を返されたものの、勝利することが出来た。

 田村選手はこの試合で攻守にわたって非常にチームに貢献していた。何よりあの素晴らしい先制点がその表れだった。
 今シーズン初のアウェイという事もあり多少のメンバーの入れ替えもあったためか、少しぎくしゃくとしてしまいながらも、得点した田村選手、本田選手の二人をはじめベテランの選手がチーム全体を締めてくれていたように思う。
 また、遠方ながら16人もの選手が前泊で秋田に遠征していてその意気込みも嬉しかった。社会人チームだとこれはかなりすごいことなんですよ。