AFC U17選手権2004 ラオス0-1オマーン(9/8:郡山西部サッカー場)

おお、郡山初の国際試合

街外れの西部サッカー場はいつ行っても遠いけれど平日だとなお遠い。仕事を何とか切り上げ、キックオフギリギリに到着した頃にはアンセムが流れ、選手たちが入場するところでした。国際試合ということで、Jよりもだいぶ持ち物検査が厳しかったです。
思っていたよりは人がいました。ざっと見て300人ぐらいかな。客層はスポーツ少年団関係、部活関係の子どもたちが大部分で、あとはサッカーファン、近所のおじちゃんおばちゃんといったところです。宣伝用の看板や国旗、待機する警察官たちに国際試合だぁ、とわくわく。
ラオスの選手たちは一見、中学生のようです。
オマーンの選手が肉付きが良くてムチムチした体格なので余計にそう見えます。また、パンフレットによると選手たちの約半分はU15の年代なのです。そもそもラオス人は小柄らしいですが。*1
台風が明け方に通過したばかりで、強風の中の試合開始。前半はラオスがやや押し気味。足元が器用な感じです。ただ、後半になってからは体格と体力面で勝るオマーンが押していき、オフサイドで得点できなかったゴールの後、得点。バック転したり、また、試合後クールダウンしている選手の横を通ったら満面の笑顔で手を振りまくっていたりと、決勝リーグ進出を決めた喜びもあるでしょうが、陽気なお国柄といった印象を受けました。
試合はかなり白熱したもので、削りあいもありましたし、接触プレーで負傷し救急車で運ばれた選手もいました。監督もそれぞれにかなり熱血指導なのも印象的でした。スタジアムが静かということもあって声が響く響く。今回、観戦後に気になっていろいろ検索したら、ラオスの監督はつい最近まで現役だったそうで。日本で言えばゴンのような存在なのですかね。
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/sports/889/1014226157/r131
それにしても、こちらの元サイトさんのアジアサッカーへのあふれる愛とハアハア加減にはかなり感動いたしました。
Dragon Football
ついつい華やかなヨーロッパサッカーに目が向きがちですが、アジアのサッカーもいい味出してるぞ。もっと情報がほしいところですね。ACLのアウェイ遠征した方の体験記もすこぶる面白いし、普段からちょっとした情報があればアジアカップとかワールドカップ予選とかもっと楽しめるんじゃないかなぁ。
ちなみに…この夜、インド出張を果たした某氏の活躍を見届けようと思っていたのですが、帰宅後ぐったりして、インド戦に向かって仮眠をとろうとしたところ、ついつい熟睡してしまったため、例のアクシデントも見逃してしまったのでした。

*1:リンク先はベトナム青年についてですが、ラオスミャンマーもほぼ同じで、平均164cmだそうです。