スポーツ文化、か。

スポーツ文化比較 - seanの日記 旦⊂(´-` )お茶ドゾー
http://d.hatena.ne.jp/sean97/20080615/p1
 
 またまたよろしくです。

 日本のスポーツ選手のメディアでの受け答えは確かにどうかと思うことがあります。聞くメディアの側、聞かれる選手やチームの側、メディアを通じて報道を受け取る私たちの側、それぞれにその原因があるのでしょうが、数字という結果が求められているであろうメディアの中の人の質問の仕方による所が一番大きいように思います。

 もっとも、「一生懸命頑張る」と口では言っても大リーグ養成ギブスを付けたり、「重いコンダーラ」を引いたり、ウサギとびするような「猛練習」は今となってはみなさんナンセンスだと理解していると思いますよ。トレーニングの緩急や質、休養の取り方も含めてベストな状態を試合日に持ってくることに「一生懸命」であることがプロの仕事であり、サポーターの関心も高いです。例によって私はサッカーの例しか知らないのですが、各チームのサイトには練習のスケジュールやメニューが載っていますし、非公開でなければ平日でもけっこうな見学者がいます。
 アメスポにおいては、ファンは練習内容等には関心をよせないのか、そこは興味があるところです。
 余談ですが、応援する言葉としての「頑張れ」ってどうよ、と思うことがあります。自分もついつい「頑張ってほしい」なんて書いてしまいますが、どう考えても私より選手のみなさんは頑張ってますから。


 監督に対しては特に名将とされる監督の場合、選手のみなさんはかなり語っています。最近ではオシム監督とか、これでもかと語られていました。
 監督批判もそうはないけどたまに見かけます。
 ただ、日本のスポーツ界は全般的にいわゆる体育会系というか、組織や上層部の独善的な判断で、選手が割を食うケースがしばしば見受けられます。その辺、アメスポでは選手はきっちり権利を主張してそうだし、組織も変な面子にとらわれずビジネスとして割り切った判断をしているイメージがあります。具体例はあまりしらないけど、大リーグは確か選手会の力が強かったような。


 日本のスポーツ界はなんだかなぁ、と確かにそれは思います。
 が、日本に住んでいる以上、日常的に試合会場に行くことができるのも日本のスポーツなわけです。思い返してみると、サッカーを見始めてしばらくは海外のリーグをTVで見るのが主でしたが、TVの向こう側の現地サポーターは楽しそうだな、と思ったのが生観戦のきっかけでした。そして実際楽しくてこうなってしまった。
 前のエントリーのコメ欄にもつながりますが、テレビ観戦と生の観戦ってどちらがいいとか悪いとかではなく、別腹なスポーツの楽しみ方という感じがしています。