またいつか、きっと。

天皇杯のJ1の清水エスパルス栃木SCの試合TVで見ていた。
県代表として出場したJFL栃木SCは前半は体を張った守備で0-0に押さえ込み、後半、緩みから6失点しつつも、4点取り返し、2点差まで迫った。
このジェットコースターのような試合展開にはかなり興奮させられた。

そして、9年前、10年前、清水と天皇杯の舞台で戦っていたのは福島FCだったんだな、と、まだ自分の居なかった福島のサッカーシーンに思いをはせたりもした。
当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったジュビロにも勝っちゃってたんだよなぁ。



当時現場にいた人は本当にできる限りの事をしたんだと思う。
だけど、うちら「福島」は、そんなチームを、あるいはサッカーそのものを、あんたいらない、と見捨てちゃったんだなぁ…
今、福島のサッカー界は何かと騒がしく、表に裏に、いろいろな情報が飛び交い、しつこく情報収集をしない人から見れば何が何だか分からない状況だ。
情報収集しててもわけわかんないし…
でも自分の住む県のことだし、これからも生暖かく気にし続けるだろう。

そして、福島FCジュビロに勝っちゃう事がその10年前には誰にも予想できなかったように、プリメーロが来年かもしれないし、50年後、100年後かもしれない、いつか元旦、国立のピッチに立つ可能性だって、チームがある限りは無くならないのだ。
可能性の火を絶やさず行きましょう。
いつか再び燃え上がるその時まで。