映画「ミュンヘン」をみてきた
デンマークの新聞発の風刺画が国際問題に発展し、トリノオリンピックが開幕、そしてドイツでワールドカップが行われる今年にあざといまでにタイムリーな映画として見るなら今、ということで、行ってまいりました。
詳細はYahooの関連ページがみやすかったのでそちらを。
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/munich/
時は1972年。ミュンヘンの選手村で実際に起こったオリンピック史上最悪の悲劇であるテロ事件と、それを発端に起こった報復の連鎖を、個人、家族、国家、それぞれの関わりとともに描く、非常にディープな映画です。
平和、家庭、日常…日本では意識しないほど普遍のものとしてある"HOME"を成り立たせるために、世界中の人々が過去から現在にいたるまで払い続けているコストの重さに思わずため息がでてしまいました。
エンターテイメントではありませんが、世界を知る一助として見て損をする映画ではないことは確かです。
ちなみに、この事件や背景を扱っている本もいくつか出版されています。
標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録 (新潮文庫)
- 作者: ジョージジョナス,新庄哲夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1986/07
- メディア: 文庫
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あと、情報屋さんのパパがステキ。生活ぶりもステキ。
そんなかんじでした。
追記。
映画の中で、はめようとして嵌められた件があるのですが(お下品ですいません。厳密にはネタバレなので詳細は省きます)昔読んだスパイの心得本の中に「女には気をつけろよ〜」ってな項があったなぁ、と思い出してたら映画の主人公たちと同じ組織の人が書いた本だったのでちょっとびっくりしてます。
- 作者: ウォルフガング・ロッツ,朝河伸英
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1982/03/30
- メディア: 文庫
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