いつだって道の途中

surumeno132005-12-14

8年前の今日、自分が何をしていたかぜんぜん覚えていない。
サッカーをスタジアムはおろか、TVですら90分通してみた事すら無かった。
ただ、夕方のニュースで一つのサッカーチームが終わりを告げたことを知った記憶は、おぼろげながらある。

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「福島みたいになりたくないだろ」
福島FCの解散以降の日本中の規模の小さなクラブで経営危機が取りざたされるたびに繰り返される言葉だ。
でもね、解散の時の苦労を知らないからそんなことが言えるんだ、と思われるかもしれないけど、JFLに参加していた当時に応援できた人をうらやましく思っている。魅力あるいいクラブだったんだろうし、楽しかったろうなぁって。
そして、今も未来へと続く道の途中なんだ。
いつか「福島みたいになりたい」と言われるような、そんな日がくるかもしれない。こないかもしれない。
どちらにしても、8年まえの今日から、日々の積み重ねは始まっている。

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サッカークラブは人と人とのかかわりの中で育つ生き物みたいなものだと感じることがある。
来年もまた、FCプリメーロと共に、私たちも少しずつ育って行けますように。