サポーターって何だろう。

サッカーにこれほど熱狂する前までは、「レプユニを着て叫ぶ人たち」
としか認識していなかったし、今の私もはたから見ればそんなものだろう。
見始めたころと今と違うのは何かと考えた時、チームの現況については
もちろんの事、過去から未来についても思いを巡らすようになったし、
そのために何をすれば一番良いのか、すごく考えるようになった。

サポーターってなんだろう。
クラブチームはフロントやスタッフ、選手、スポンサー、地域、そしてサポーター
によって成り立っていて、それらがバランス良く機能していく事によって
より強く、大きくなっていく。これは理想。
これらの繋がりの中で唯一自由意志で参加しているのはサポーターだけだし
それゆえにこの繋がりの中の大切な鍵。

プロのチームに一番何が必要と言ったらお金と、それを適切に
活用できる人材。お金はスポンサーにとってそこにつぎ込むべき意義
があって支払われる。その意義とはチームのもたらす社会への影響であり
一番影響を受けているのはサポーターなのであり。
(この辺はもっと複雑かな。駆け引き、思惑、計算がなくては出せない大金ですから)
また、お金や人心をうまく動かすことができる人材は残念ながらそうそうはいない。
そこらへんが今たくさんのチームできっと一番難しい所で、
ただ、人はいくつになっても変ったり成長できる可能性があるものだし
人の心を動かすのは情熱と理論があってこそなので、その辺を必死になって訴えて
いけるのも何の因果か人生や生活が分かちがたくチームと一体化してしまった
サポーターたちだろう。

ここでまたややこしくなってしまうのだけれど、チームを良くしたい
という熱い気持ちは誰しもが持っていても、その方向性は一人一人
違うしそれは当然の事でもある。
負け試合の時、ブーイングする事でハッパをかけたいという人もあれば
暖かい声援で見守りたい人もあり、クラブに寄付したい人もあれば
ボランティアで人手をだすことがためになると考える人、
うんにゃ、甘やかすな!という人、人それぞれで、ただ、
共通するのはただただ、チームを良くしたいと言う気持ちで、
それは一緒なのだから時にはぶつかったり妥協したりして、
よりチームのためになる道を探っていくことがとても大切なんだと思う。

うーん、サッカーと同じで意見交換も生が一番ですね。
ただ、文章は後に残るし(これは重要だ)、時間をかけていろいろ考えながら書いてみました。